プライスコレクション 若冲と江戸絵画
すでに行かれた方が「拝観者が多いから平日の午前中がいいよ」とおっしゃっていたので十時過ぎに入ったのですが思ったよりも混雑していなくて割とゆったり見れました。(数年前に見たピカソに比べたら全然ましです)
拝観した感想ですが若冲が素晴らしいのは勿論言うまでもありませんが、作品数が思っていたよりは少なくて・・・もっと沢山展示してあるだろうという自分の勝手な思い込みでしたが(笑)
まあ、予想外でしたが応挙、抱一、其一、などの自分の好きな素晴らしい作品たちを沢山見られたのは良かったです。
今回の展示の中では、ベタですが「鳥獣花木図屏風」に凄く興味が湧いてしまい少し離れてずっと前に立って見入ってしまいました。今見ていてもとても斬新な構図、技法、色彩なのですが、これを若冲が書き上げたとき(時代)はもっと凄い衝撃を人は受けたのでしょうね。
久しぶりに名古屋に車で出かけましたので田舎者の僕には・・・でしたが、わざわざ時間を作って行くだけの価値のある展示で、とても満足しました。
僕個人の好みとしては着色画よりも水墨画の方が興味をそそられるので、若冲水墨画の最高傑作といわれている重要文化財「鹿苑寺大書院障壁画」全50面を一度は見てみたいと思っています。
展示は6/10(日曜)までです。
愛知県美術館:http://www-art.aac.pref.aichi.jp/
「若冲と江戸絵画」コレクションブログ:http://d.hatena.ne.jp/jakuchu/