"佳境”です。
12/8から盛岡のギャラリー母蓮さんでに企画展が始まります。
出発前日ぎりぎりまで作業はする予定ですが取りあえず第一便の梱包に取りかかりました。
初日の8日から10日3時頃まで在廊予定です。
先日書いた通りですが今回は”弾ける”というテーマですので
自分の中にあっていままで形にできていなかった物を幾つか実現させました。
そのうつの幾つかを。。。
いつもはETO(干支)の置物メインですが今回は小さめなお向にイノシシを古染風にしてみました。
お正月に何となく盛りつけて食べ終わったらイノシシ出てきて”おめでとう”
そんなイメージです。
干支は今回はこれら以外にも制作したので盛岡に出品致します。
今までにも制作してきたマジョリカ風のボッカーレを赤絵にしてみました。
地元の土、釜戸長石ベースの釉薬に赤絵です。
花器としては勿論ですが”カトラリー立て”の方がおしゃれな感じが致します。
そして”ヤクニタタナイモノ”
ネーミングは皮肉的な物ですので何かの役には勿論立ちます。
直感的では筆置ですがワタシの中では色々なイメージが有ります。
以前ご購入頂いたお方は大きな箸置きとしてお使い頂いてるとお知らせ頂いたりしましたが
そういうアイデアの交換をさせて頂けるのも楽しいです。(今回の物は結構大きめです)
織部釉が安定してきたらどうしても作りたかった物。
獅子の香炉。(口から煙が出ます)
多くの作家や骨董にもある王道の香炉でありますので作ってみたかったものです。
そして織部の器。
8寸と6寸の深みのあるお皿。こちらは弥七田風というか自分流にアレンジしたもの。
青織部や鳴海織部系よりは和洋問わず使いやすいだろうという事でこういう感じに仕上げました。
ワンプレートとしても使える、焼きそばでもチャーハンでもカレーでもパスタでも映えると思います。
勿論お刺身や蟹、肉じゃがでもOK!
そして、一番今回仕上げたかった色絵!
こちらは6寸の鉢と言うか深みの有る皿。
絵付けだけの物と印花を押した上に絵付けしたものと2パターン有りますが
こちらは後者です。
形は不定形で絵付けも皆ばらばらですが統一感は持たせてあります。
”限られた基本的な絵の具”で”有りそうで無い絵付けの器”をという
自分の中の課題だったもののひとつの形です。
今回はこの6寸以外にシリーズ化しましたし、
出品作品には絵付けのパターンを変えた物も仕上げました。
自分の中での”冒険的なもの”なのですが、こちらも和洋問わず
お使い頂けると思っています。
今回は新作やチャレンジ多めでとても緊張感がある作品群となりました。
また新たな”扉”をあけさせて頂けた事に感謝です。
結果は気になりますが、現時点で良い仕事をさせて頂けたなと感じれらている事は
とても良い経験だったと思いますm(_ _)m
明日、出荷。
そして後は革です。
余談ですが。。。。。
”今日から俺は”が大好評らしいですね、ちょっとびっくりです!!!
金髪の三橋君が履いてる靴がなかなか思い出せなかったのですが
最近やっと思い出しました。
その名も”ブラバス”(正式名称かは知らないが確かそう呼んでいた)
自分たちの頃はかかとを踏んで引きずって歩いていたと記憶している。
とっさの時(大体何かで逃げる時)はどうしたか?というと
脱いでもってダッシュです。
最近の作業場はクイーンばかりがかっかている。
映画のサントラを聴いていると昔気がついていなかった事に結構気づいたりしています。
やはりもう一回見に行こうかなと強く思う。
盛岡から帰宅後から年末までは行きたい映画多めで困るなあ。